●キレイめスウェットが欲しい

「カジュアルだけど、上品さがあるスウェットが欲しい」と思ったのは、GUCCIの過去のリリースアイテムを眺めているときでした。4年前の起業したばかりのころです。

スウェットというカジュアルアイテムに、美しい静謐な絵画が描かれてることで、カジュアルさと上品さが保たれてることに心うたれました。

「わたしも着たい！」と思い、つくることにしました。

●出会う

わたしは静物画を描けません。そのため、パブリックドメインとなった絵画を探すことにしました。

その際に目に飛び込んできたのが、アブラハム・ミグノンの『Still life with flowers and a Watch』でした。暗闇の中で輝く花の鮮やかさに心惹かれ、この絵をスウェットにすることにしました。

（参考）アブラハム・ミグノンについて
17世紀に活躍したドイツ人画家。
彼は太陽王と呼ばれたルイ14世の肖像画も描いてきました。
同作品はアムステルダム国立美術館に収蔵されています。


●4年経過

わたしはすぐにこの絵画をスウェットにしようとしましたが、当時、エゴキンマンが強かったわたしはデータダウンロードを3回間違えたら、制作することを諦めてしまいました。

4年後、1928年に公開された『蒸気船ウィリー』に登場するミッキーがパブリックドメインになるニュースが流れました。

"パブリックドメイン"という単語を4年ぶりに聴いたわたしは急に『やっぱりスウェットつくりたい！』という思いが湧きました。

エゴキンマンが減っていたわたしはダウンロードエラーが出ても、めげることなく取り組み、データを手にすることができました。


●試作品づくり

良さそうなスウェットの型を選び、すぐに印刷し、完成品が届きました。

『ん？なんか惜しい・・・』

なんだろう？と違和感を抱きながら、夫にスウェットを披露しました。

「背景切り抜いたら、きれいちゃう？」

夫の言葉を受けて、わたしは心の中で『採用』と叫んで、データを切り抜いて見栄えを整えることにしました。さらに、うっすら感じた違和感の原因を探ることにしました。

『試作品スウェットの何が不満なんだろう？』

『過去、わたしが気に入って着ていたスウェットたちの何が良かったんだろう？』

それを一つ一つ洗い出し、自分が大好きなスウェットポイントを見つけていきました。
それは、以下のとおりです。

⬜︎身幅が広いこと
→胸に窮屈さがなく、楽々リラックスして着られることが大事！

⬜︎裾リブはゆったりすること
→裾もゆったりしてることで、お尻まわりへの窮屈さがないことは大事。締め付けず、ストンと落ちるラインだと、リラックスムードでスウェットが着られる。『運動』としてのスウェットではなく『おしゃれ』な雰囲気を出すことが大事！

これらを全てクリアしたのが、皆さまにお届けしたいフラワースウェットです。

楽ちんで快適です。
さらに、裏地がふわふわしてるので、あったかいです。重ね着苦手さんには、特におすすめです。

●突破力が詰まっています

このスウェットづくりの過程の中で、わたしは何度も違和感を感じては立ち止まり、その原因を見つけ、自分の一致を探ることを繰り返しました。

その結果、このスウェットを皆さんに届けることができます。

皆さんも生活の中で小さな違和感を感じることがあると思います。このスウェットには、その違和感を逃さず、一致を探るあなたの力強さを引き出す意図を込めました。

一致を探ってください。そして、望んでください。わたしはその積み重ねで、このスウェットを作ることができました。

『ブランドタグを縫い付けてくださる会社さんがほしい！対面で話したい！近所がいい！』

そう望んだら、まさかの近所に会社さんを見つけ、しかもスピリチュアルな会話がたくさんできる社長さんでした。

一致を求める強さは必ずあなたにあります。

● 素材
綿 52％、ポリエステル 48%　裏起毛
(表面：綿100%)

●サイズ
　身丈 身幅　肩幅 袖丈
M 67 69 67 50
L 71 72 70 51
XL 74 75 73 53
※単位：cm

※モデル161cm 着用サイズ：M

●発送日について
受注生産品のため、入金確認後から10日ほどお時間いただきます。

〈留意事項〉
・入金後の返金手続きは行いません。

・『自分と違和感を逃さない！一致を探る！』という決意がない方の購入はお控えください。

みなさん一人一人には素晴らしい才能があります。あなたの一致を求めることは、最初めんどくさいことかもしれません。だけど、みなさんは必ず一致することを選べます。

そして、あなたが世界を創り出すのです。

あなたの才能が華ひらきますように。


春風美菜